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「フィルムカメラとデジタルカメラ」
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■定番問題(7)【正解】

デジタルカメラの特徴に関する問題です。

1: (2)短かく
2: (2)深くなる

デジタルカメラの受光素子(CCDやC-MOS)は、35ミリフィルムの大きさの約1/5〜1/6程度のものが使われています。

カメラでは、レンズが小さいほど、焦点距離の短いレンズを使用します。焦点距離の短いレンズは、被写界深度が深くなり、背景の余計なものまで写るようになります。受光素子を使うデジタルカメラも、同様で35ミリ版を利用するカメラに比べて、焦点距離が短く、被写界深度が深く、ボケにくい特徴を持ちます。
被写界深度とは、ピントの合っている範囲を指します。カメラのレンズには広角レンズや望遠レンズなどがありますが、広角レンズでは、被写界深度が深くなり、望遠レンズでは、被写界深度が浅くなります。又、レンズの絞りを小さくするほど、被写界深度は深くなり、絞りを開放するほど、被写界深度は浅くなります。
レンズに入った光が集まる点を焦点といいます。レンズ中心から、焦点までの距離のことを「焦点距離」といいます。

実際には、レンズ自身が持つ光を集める能力が「焦点距離」となります。同じ距離にある被写体ならば、焦点距離が長くなればなるほど、映像の大きさが大きくなります。

3: (3)フィルム
4: (4)ホワイトバランス

銀塩カメラの場合、光源の種類によって使うフィルムを選びます。基本的に太陽光の下で正常なカラーバランスが得られる「デイライトフィルム」と、白熱灯用の「タングステンフィルム」が代表的です。蛍光灯用のフィルムというのは存在せず、銀塩カメラで蛍光灯を光源として撮影する場合にはレンズの前に蛍光灯補正用の「フィルタ」(主にマゼンタ系)を装着するのが一般的です。このように、銀塩カメラでは、フィルタを使うことで、カラーバランスを調整しています。

一方、デジタルカメラの場合、銀塩カメラのようにフィルムを選んだり、フィルタを付ける必要はありません。撮影時に、カメラ内部で色合わせの調整処理を行っているためで、これを「オートホワイトバランス」(以下AWB)という機能(撮影モード)と呼びます。室内でも屋外でも蛍光灯でも白熱灯でも、デジタルカメラをオートモードにすれば単にシャッターを押しただけで、自然な色に写るようなしくみになっています。

5: (1)フォトダイオード
6: (3)ゼロにすることはできない
7: (2)ローパスフィルタ
8: (1)解像度の低下

デジタルカメラの受光素子に使われているC-MOSは、フォトダイオード(光を電子に変える半導体素子)が規則的に並んでいます。そのため、色変化の激しい箇所(=高周波成分)では,受光素子側の画素の並びと、被写体の色変化の規則性との関係で干渉が発生し、偽色(被写体にない色が画像に含まれること)が発生してしまいます。この偽色は、受光素子の性質上、ゼロにすることはできません。
デジタルカメラでは、偽色の発生を避けるために,受光素子の前にローパスフィルタをつけています。ローパスフィルタの役割は、色変化の激しい部分をぼかすようなしくみで、偽色を防いでいるため、解像度の低下を招きます。

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