第35期新出題/変更問題項目発表_1

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第35期DTPエキスパート認証試験の「新出題/変更問題項目」が発表されました。
この発表は、毎回試験期の約2カ月前に発表されるもので、カリキュラムに記載されている内容以外の最新動向に即した新出題傾向を発表するものです。

第35期を受験する方は、必ずご確認ください。

第35期DTPエキスパート認証試験 新出題/変更項目

今回発表された項目について数回に分けて補足解説をしてみたいと思います。
第1回目は、「DTPアプリケーションの基本オペレーション関連問題」について解説させていただきます。
DTPエキスパート認証試験の筆記試験問題の多くは、過去の公開模擬試験と同じような内容が出題されます。
そのため、「過去問を暗記すればいい」という話が巷では聞かれます。
しかし、受験した方々のご意見を聞くと、過去の公開模擬試験と同等の問題は、全体の約7割程度で、残りの3割は、この新出題/変更問題項目で触れている部分や、カリキュラム内の未出題部分、過去の公開模擬試験の部分改訂した問題が出題されるようです。

このような事情から、新出題/変更問題項目の内容を予め理解し、本試験に臨むと良いと思います。
下記は、今回発表された内容から私自身がイメージする補足知識です。

1.DTPアプリケーションの基本オペレーション関連問題
【画像データ入稿時の操作:Photoshop】
Photoshopを印刷用画像データの入稿時のチェックで利用する場合の流れをイメージしてみましょう。
まずは、開く際にプロファイルの警告が出ますね。この警告表示の有無は、カラー設定に依存します。(Point!:カラー設定の内容を理解しておこう)
その後、画像の状態をヒストグラムなどで確認し、RGB画像の場合、「AdobeRGB」カラースペースで色調補正をします。(Point!:カラースペースを理解しておこう)
印刷業界の方々は、色調補正の中でも、トーンカーブを利用する方が多いように思います。トーンカーブでは、支給された画像の補正内容に応じて、各チャンネル(RGB)ごとにシャドウ・中間調・ハイライト部の調整をしていきます。最近のPhotoshopバージョンでは、調整レイヤーを利用して、後からの校正指示に対応できるようにしています。(Point!RGBレタッチ・調整レイヤー)

【レイヤー操作:Illustrator】
Illustratorでのレイヤーパネルは、バージョン9以降はネストレイヤー(入れ子)で表示していますね。個人的には、入稿データやトラブルデータチェックの際に活用しています。
レイヤーの基本操作としては、表示・非表示、ロック有無、プリント有無の設定、上下移動や選択オブジェクトのレイヤー間移動などがあります。
トラブルになりがちなのは、非表示レイヤーや非プリントレイヤーに気づかずに出力して、出力見本と違う仕上がりになってしまう...ということでしょうか。今でも稀にあるようですね。
私自身が行うトラブルデータのチェックでは、入れ子の最下位の階層までチェックして、複合パス・クリッピングマスクの状態、不要なオブジェクトなどを確認しています。また、アピアランスや効果機能を利用しているオブジェクトの確認でも、レイヤーパネルとアピアランスパネルを併用してチェックしています。レイヤーパネルに表示される内容についても理解しておくと良いでしょう。
レイヤーパネルのアピアランス属性表示

【組版処理・トラブル処理:InDesign】
InDesignの組版処理は、日本語組版にきめ細かく対応していますね。日本語組版特有の縦組み機能などを再確認しておくと良いでしょう。
これまでの公開模擬試験では、「InDesignの自動組版」について出題されています(カリキュラム:2.8.5.4.1 InDesignの自動組版処理)。
InDesignに関連するカリキュラム内容を確認してみると、このほか、外字ソリューションの「SING」について触れています。
SINGは、CS5から非対応になってしまいましたね。
SING(InDesign CS5について)
しかし、改訂後のカリキュラムでは、CS5での対応について新たに触れていますので、改訂時に加筆したものと思われます。再度カリキュラム(カリキュラム:2.1.2.7.1 外字ソリューション)をご確認ください。
トラブル処理については、いろいろなパターンがあるので、何とも言えませんが、Adobeサポートなどを確認しておくと良いのでしょう。
Adobeサポート(InDesign)

以上、公開された内容から推測する関連知識について説明させていただきました。
本試験でどのような問題がでるのか不安も多いと思いますが、上記の各DTPソフトを操作しながら、カリキュラム内容をご確認いただければ幸いです。

第35期試験まであと2カ月弱となりましたが、悔いのないように頑張りましょう。






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このブログ記事について

このページは、影山史枝が2011年1月23日 04:29に書いたブログ記事です。

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