第34期課題データチェック(課題B)

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第34期DTPエキスパート認証試験受験者の皆さん、筆記試験お疲れ様でした。

4時間にわたる筆記試験は、これを経験した人にしかわからないかもしれませんが、受験勉強した成果を発揮するための多大な集中力・気力を要する大変なことだと今だに思っています。これをやり遂げた皆さんに対して、毎回のことながら、賞賛したいと思ってしまいます。
本当にお疲れ様でした。

さて、今回は、課題Bの支給データチェックに関しての情報です。
まずはじめに、お願いがあります。

制作する方々は、必ず「課題制作の手引き(kadai_b.pdf)」を隅から隅まで熟読してください。その中からクライアントの意図や、問題の意図を読み説いて、これらを理解した上で制作に取り組んでください。

毎回思うのですが、「課題制作の手引き」は、課題制作試験の試験問題なのです。
筆記試験の場合、問題を読まずに答えることは不可能だと思います。課題試験でも同じで、「課題制作の手引き」に書いてある内容を良く読まなかったために、誤った作品・制作指示書を提出して、大幅な減点となってしまうことがあるように思います。

どうか、理解できるまで、何度でも「課題制作の手引き」を読んでみてください。
その上で、下記内容を参考にしていただければ幸いです。

・・・
企業やスクールにおいて受験者のサポートをさせていただく関係で、課題データのデータチェックを毎回しています。

今回サポートしている方々の多くが課題Bに取り組んでいる関係から、課題B支給データ(チラシデータ)のデータチェックをした結果をご報告します。

PDFにしましたので、ご希望の方はダウンロードしてご確認ください。

34期課題チェック0831.pdf

先週初めて拝見したタイミングでのデータチェック資料のため、漏れなどがあるかもしれませんが、参考にしてください。

また、本資料では、作品制作後、制作指示書を作るようなフローを描いていますが、本来は、制作指示書を先に作ってから、それに基づいて作品を作るというフローです。
初めて、このような印刷物の制作に取り組む方の場合、作品ができていないと指示書における設計図が描けない方が多いようですので、初心者の方々が取り組む場合という意味で、フローが逆転していることをご了承ください。

制作を始めている方々からの質問で多かったものを以下に挙げます。
全国の受験者の皆さんの中にも同じ疑問を持っている方々も多いことと思いますので、参考までに、ご覧ください。

経路線と凡例
地図に対する経路線、凡例はどのように処理すれば良いのか?

支給されたテキストデータ内に、表組用の文字部分があります。この中の〈表組交通〉という箇所と地図内の拠点を照合して、経路線を描きます。この時、経路線内のバス・鉄道の別を線の色や線種などで区別します。この区別して描いた線が「バス」「鉄道」であることを明示するために凡例を併記します。

参考までに、彩色していない状態の地図に経路線・凡例のイメージを仮データとして描いてみました(作品内には、下図の凡例という文字と凡例を指し示す線は不要です)。
参考イメージですので、受験者の皆さんのオリジナルの彩色や線種、見せ方などを工夫してください。

凡例経路イメージ.jpg

このほか、課題制作試験で気を付けていただきたい点は、下記です。

・コピー物件
同じ会社、同じスクールで過去の提出者(合格者)や同じ期の受験者の作品や指示書を参考にするのは良いのですが、まったく同じデータを流用して、提出した場合、失格になります。制作指示書においても、〈制作環境〉や〈制作手順〉など同じ会社だと同じ内容になりがちな部分において、まったくのコピーとなるようなページでは、コピー物件とみなされるようです。
必ず、第34期の支給データを利用して、各自でオリジナル作品を制作してください。
せっかく、頑張って難関と言われる筆記試験をクリアしたのに、安易に過去の提出物や同僚の提出物を流用したために、失格になってしまうのは、非常に残念でなりません。

どうか、最後までベストを尽くして頑張ってください。

・サイズミス
期によって、レイアウトサイズを変更して提示しています。
「課題制作の手引き」内の記述をよく読んで、正しいサイズ(判型)で制作してください。

・設計図
指示書内には、レイアウト設計図が必須です。
作品制作後にレイアウト設計図を作る場合、画面ショットを使う方がいらっしゃいますが、本来は、設計図を作ってから、制作物を作るのが本筋です。作品から設計図を作ること自体が本筋から外れているとみなされてしまいます。

作品を先に作った場合、レイアウト設計図上に、XY座標での指定や、半端な数値でのサイズ・配置位置を記述してしまう方がいます。
この点も、設計図ありきで考えた場合、不適切と判断されます。
「仕上がりから何ミリの位置に何を配置する」「素材間は何ミリ空ける」という考え方で、作品がない状態での設計図を想定して描いてください。

・原稿量の増減
シリーズデータによって原稿量の増減が想定されています。
この点に配慮した作品を作っているか、指示書において明確に指示されているかという観点で提出物が採点されているように思います。
わざわざ、「課題制作の手引き」の巻末に他のシリーズデータ(マドリード)を想定した文字情報が記載されていました。この点をおろそかにせず、自分が制作した作品に、マドリードの文字情報をすべて配置できるのかという点も確認してください。
もし、配置できないような作品になっている場合、どの部分を調整して最大文字量のデータを処理するのかを設計図に明記すべきなのだと思います。

締切まで、あと2週間弱となりました。
受験者の皆さんは、筆記試験を終えて、ホッとする時間もなく、課題に取り組んでいることと思います。
時間を捻出して頑張っている受験者の方々にとって、今回の情報が参考になれば幸いです。
どうか、皆さんのベストを尽くし、悔いのないように頑張ってくださいね。



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このブログ記事について

このページは、影山史枝が2010年8月31日 05:16に書いたブログ記事です。

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