DTPエキスパート受験者のサポートを行っている関係上、支給される課題制作用データを拝見して、その内容をデータチェックするということを、受験者と共に毎回行っています。
いつものことながら、開けてビックリ!というデータに戸惑いを覚えます。
日ごろ、現場サイドのトラブルデータを見ていることもあり、「あるある...こういうデータ...」と思う節もありますが、DTPエキスパートの課題データは、トラブルデータのオンパレード?という感じです。
これらを適切に対処できるスキルが、実務でも生かせるということなのかもしれません。
A・B課題のうち、認定校の受講者の方々は、B課題を選定する方が多いことから、ここでは、B課題に関してのデータチェック項目をピックアップして解説していきます。
3月14日の試験後、受験者がダウンロードしたデータを見た上で、急いでデータチェックした結果のご報告です。そんなわけで、多少漏れがあるかもしれませんが、ご了承いただければ幸いです。
まずは、テキストデータから...。
■テキストデータ「b_text.txt」
shift-JISのプレーンテキスト
※赤字修正指示以外の気になったところ
〈価格〉2,8800円→28,800円
〈説明文本文〉最南端位置し→最南端に位置し
〈おすすめスポット・キャプション〉平方キロメートル、m、メートル→表記統一
〈おすすめスポット〉丸付き数字部分
〈おすすめスポット-2〉立てられた→建てられた
〈おすすめスポット-3〉1920年代→1920年代
〈おすすめスポット-4〉残ってる→残っている
〈市内のグルメ情報〉英字記号→角丸記号A〜G
〈市内のグルメ情報〉ルビ=フリガナを付ける
〈市内のグルメ情報〉数字全半角混在→半角
〈市内のグルメ情報〉「~」全半角混在=全角
〈市内のグルメ情報〉句読点混在→「、」「。」
〈市内のグルメ情報〉「:」全半角混在、ダブり
〈photo_4キャプション〉日曜品→日用品
これらをどのように対処するのかを採点側では、見ているのかもしれません。
これらは、テキストデータですが、地図上の表記についても同様に本文側と合わせることも必要だと考えます。
以下は、私自身の個人的な見解なので、採点者の方の視点と異なる場合もありますので、参考までにご覧ください。
このテキストデータが、クライアントからお預かりしたデータだと考えると、勝手に変更するのではなく、クライアントに確認の上、このように修正しますがよろしいでしょうか...という確認が必要だと思います。
そのような記載が指示書側に必要なのではないかと考えています。
また、今回の課題制作用の支給データは、シリーズデータの1回目として支給されたデータなので、2回目以降の支給データにおいても、クライアントの赤字修正以外に、表記の統一や誤字・脱字のチェックは必須と考えて、その点についても指示書に明記した方がよいのかもしれません。
指示書は、シリーズデータすべてにおいて、活用する社内ルールブック的な位置づけです。
そうした意味では、ほかの都市データが支給された場合に、作業者に対して適切な指示が明記されていることが望ましいのだと考えています。
私自身、長年にわたって、課題制作のサポートをしていても、いまだに迷いを生じることがたくさんあります。そんなとき、現場のいろいろな立場の方に、判断を仰ぐこともしばしばです。
デザイン会社、印刷会社制作部門など、立場によって、多少社内ルールが異なります。印刷関係のお仕事に就いている方は、周りの方に、「もし、クライアントからこのようなデータが支給された場合、どのように対処しているのか?」ということを確認してみるのも良いかと思います。
まずは、テキストデータについてデータチェックした結果をご報告させていただきました。
以降、各データについての確認および作品・制作指示書の作り方で、問い合わせの多い内容をピックアップして、お届けしていく予定です。
第33期受験者の方々は、4月6日のデータアップロード締切まで、短期決戦ですが、どうか最後まで頑張ってくださいね。

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