2006年3月アーカイブ

JaGra Professional DTP&Webスクールで、定期的にAcrobatやDTP関連のセミナーを担当させていただいています。

このスクールを主催している(社)日本グラフィックサービス工業会のサイトにて、昨日(3月15日)から「ジャグラBB」と称して印刷業界の方に向けたセミナーや取材内容を映像配信しています。

[画像:JaGra BBロゴ]

視聴期間として影山の出演した「WindowsDTP」セミナーもアップされています。印刷業界の方や印刷物を発注する企業の方で、Windowsデータの取り扱いについて知りたいなぁと思う方は、ぜひご覧ください。

ジャグラBB
http://www.jagra.or.jp/jagrabb/

現在、受験者の皆さんは、ホッとしたのもつかの間で、早速課題制作に取り組んでいます。
課題制作の難しいところは、なんと言っても「制作ガイド」でしょう。初めてこのような作品づくりに取り組む方にとっては、戸惑いも多いことと思います。

参考までに、PAGE2004のミニセミナー時に配布した『課題制作のポイント』をダウンロードできるようにしましたので、必要な方は、ダウンロードしてご確認ください。

3月12日(日)に第25期DTPエキスパート認証試験が実施されましたね。

受験者の話では、グラフィックアーツ分野の問題に多くの新規問題があったようです。新規項目として発表されていた「個人情報保護法」に関連する問題が多く感じたということと、「表組」「縦組みの組版」「レタッチ」「面付け」などが目新しい問題だったとのことです。

その割にコンピュータ関連の新規問題は少なかったようですが、従来のSQL問題が全然違う感じだったとのこと。日頃SQLを使った業務に就いていない方には、わけのわからない内容だったのでしょう。

受験サポートをさせていただいている企業の方やスクールの受講生の方々は、当日終了後および翌日にお会いしましたが、みな一様にお疲れモードでした。確かに合計4時間の筆記試験は、パワーを使い果たすという感がありますね。

本当にお疲れ様でした。

ぶら下がりや禁則処理方法について、問題図では提示されていますね。 禁則処理では、行頭にきてはいけない文字を前行に追い込む「追い込み」と、行末にきてはいけない文字を次行に追い出す「追い出し」、または行末のぶら下がり領域に追い出す「ぶら下がり」という処理方法があります。

InDesign CS2では[段落]パレットで、[禁則処理]を設定します。

禁則設定

【Illustrator CS2】

禁則処理方法の指定:

段落パレット>禁則処理で弱い・強い禁則指定、および設定内容を変更できます。

禁則設定

日本語の組版では、句読点や約物は欠かせない文字ですね。これらが行頭・行末にくると見苦しい場合、それを組版ルールにしたがって処理します。この行頭や行末にきては見苦しい文字を行頭禁則文字・行末禁則文字と呼んでいます。そして、これを処理する方法のことを「禁則処理」と呼びます。

行頭にきてはおかしい文字としては、句読点(、。,.など)やとじ括弧類があります。ワープロソフトやレイアウトソフトでは、自動的に禁則処理されるようになっています。行頭禁則文字には、このほかにも音引き(ー)や繰り返し文字(々など)も挙げられますが、これらの文字は、レイアウトソフトの多くでは「強い禁則処理」という設定をすると行頭にこないように禁則処理されます。

DTPオペレータの方々は、レイアウトソフト側の禁則処理の設定についても知っておくとよいでしょう。 参考までに、各ソフトの設定方法や設定画面を挙げておきますね。

■問題文:第24期模試 問8 日本語組版処理

組版サンプル1〜5 を見て,設問に該当する処理をしている例を[ ]の中から選びなさい。

  1. サンプル1 は約物が行頭行末にくる場合であるが,パラグラフ中の括弧をツメて追い込み処理をしているのは[1 : (1)A (2)B (3)C]である。
  2. サンプル2 は?が行頭にくる場合の処理であるが,約物にはアキを入れない処理をしているのは[2 : (1)A (2)B (3)C]である。
  3. サンプル3 は約物が連続する場合の処理であるが,括弧の扱いに統一を欠いているのは[3 : (1)A (2)B (3)C]である。
  4. サンプル4 は中黒の処理であるが,調整用に用いてないのは[4 : (1)A (2)B (3)C]である。
  5. サンプル5 は行頭原則の例であるが,ダーシの処理が不適切なのは[5 : (1)A (2)B (3)C]である。