定番問題(4)「書籍の版面」

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次の文の[ ]の中の正しいものを選びなさい。

印刷用紙規格の仕上げサイズの長辺と短辺の比は,A判/B判ともにサイズにかかわらず,長辺を1とすると短辺が[1:(1)1/√2 (2)√2 (3)2 (4)√2/2]となる。レイアウトは見開きを考慮して設計するので,左右の短辺を合わせた版面の長さは[2:(1)1/√2 (2)√2 (3)2 (4)√2/2]となり,比例は同じである。

書籍の一つのページのなかの本文組版部分のことを[3:(1)仕上がり寸法 (2)版面 (3)判型]といい,本文部分の各ページで共通している。また,左右のページを一つの図版として捉え,横組みは左ページから右ページへ,また縦組みは右ページから左ページへと,文章の連帯感を維持するため,判型に対する版面が中央に位置[4:(1)するのが常識 (2)しなければならないもの (3)していることは稀]である。

マージンと版面の取り方には諸説あるが,ヨーロッパの伝統的な書籍では判型に対する体裁はノドのあきが[5:(1)マージンの平均値となり (2)一番広く (3)一番狭く],次に天,小口,地の順となるのが定説である。よく用いられているウィリアム・モリス説によれば,ノドを1 とすると時計回りに20%ずつ増やしていく,つまりノド1<天1.2<小口1.44<地1.73 となる。

第24期公開模擬試験「問3 書籍の版面」から抜粋

【設問についての解説】

この問題は、出版印刷物(書籍や雑誌)の組版(活版印刷時代に生まれた言葉で、文字指定通りに活字を並べることおよび組み上げた版を指す言葉です。現在では、レイアウトソフトによる紙面作成を指します。)に関する知識を問う問題です。

問題文の前半は、紙面の仕上がりサイズであるJIS規格サイズのA判/B判の長辺・短辺の比に関して問い、後半では、版面の設計について問う問題となっています。 この問題文中にある版面の定義・マージンの取り方などは、デザイナーや制作オペレータの方は、覚えておくとよい知識だと思います。

この問題文、従来(第17期の模擬試験くらいの頃)は、「版面の設計」というタイトルだったように思います。本試験では、期を重ねるにつれて、内容が同じでタイトルのみ変えたり、問題文の段落を入れ替えたり、穴あき箇所が変わったりするような変更があります。まったく同じ問題とならないような工夫(?)がなされていますので、本試験では、注意深く文章を解読してくださいね。

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このブログ記事について

このページは、影山史枝が2006年2月 7日 16:44に書いたブログ記事です。

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