【正解】
[5]:(2)字体
[6]:(1)正字体
[7]:(3)新字体
この設問では、異体字の定義と、日本の漢字の拠りどころとして存在する「康煕字典(こうきじてん)」に収録されている文字と常用漢字についての名称を問う問題となっています。
康煕字典とは、清の第4代皇帝だった康煕帝が編纂させた漢字字典(1716年完成)で、日本の漢和辞典のようなイメージでしょうか。
4万7千余字を収録しており、40数冊で構成されています。
内容は部首画数順に分類され、一字一字について字音・字義を示しています。古典における用例を列挙していますが、熟語は掲載されていません。この種の字典としてはもっとも完備されたもので、以後の漢字字典や日本の漢和辞典にも大きな影響を与えたと言われています。
「異体字」は「同じ読み・同じ意味で字体(骨格)の異なる漢字」と定義されます。また、漢字の分類上の用語には、「新字体」「旧字体」「正字体」などがあります。
一般に、康煕字典に記載されている漢字を「正字体」と呼び、常用漢字表に記載されている漢字を「新字体」と呼びます。
一般にとは言っても、日頃の印刷物制作実務では、あまり聞くことはないかもしれません。文化庁の国語審議会や日本規格協会など、漢字や文字コードの策定において交わされる議論の中での名称であり、漢字を正式に分類した場合の名称と言えるのかもしれません。
康煕字典
http://www.library.metro.tokyo.jp/17/016/17100.html
http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?StoryID=8831
漢字解題・漢字を取り巻く環境
http://homepage1.nifty.com/~petronius/kana/kanzi_kaidai.html
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