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■定番問題解説(1)
「ページ物印刷仕様の設計」解説編その1

【正解】

[1]:(2)16
[2]:(3)4

A全とは、印刷機に使われるA判の原紙のことです。A列本判とも呼ばれ、サイズは、880mm×625mmです。また、B全は、B列本判とも呼ばれ、サイズは1085mm×765mmです。

この印刷用紙に、仕上がりサイズA5版の書籍の本文ページを面付けする場合、片面に何ページ印刷できるのかという点と、ページ面付け後、印刷した用紙を何回折って折丁を作るのかという点を答えます。

【問題の解き方】

(1)折回数=[仕上がりサイズの規格番号]−[印刷用紙の規格番号]
(2)面付けページ数(片面)=2の(1)乗

A全用紙は、JIS規格サイズのA1をひとまわり大きくしたサイズですので、A1として考え、上記の計算式に当てはめていきます。
今回の場合は、折回数は、「5−1」(A5判の5という数字から、印刷用紙A1判の1という数字をマイナス)と考えて、「4回」折って折丁を作ります。
また、2の4(折り回数)乗を計算すると、「16」となり、A全の印刷用紙片面には、16ページが面付けできることになります。
この問題は、試験期によって印刷用紙のサイズや仕上がりサイズが変わる場合がありますので、この計算式で解答できるように練習しておきましょう。

■印刷用紙の種類

印刷用紙には、塗工紙と非塗工紙があります。塗工紙とは、原紙の両面または片面に塗料を塗布した用紙のことで、アート紙、コート紙、マットコート紙などがあります。非塗工紙は、塗料を塗布していない用紙のことで、上質紙、中質紙などがあります。
女性の化粧に当てはめてみると、アート紙は厚化粧(両面40g程度)、コート紙は薄化粧(両面20g程度)、マットコート紙はつや消し化粧、非塗工紙はスッピンというイメージになるのでしょうか。

書籍の本文ページに利用する印刷用紙は、一般に非塗工紙を使用します。
また、本文のページ数・用紙の厚さによって、書籍の束(つか:仕上がり本の厚さ)が決まります。

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