DTP関連の資格

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デザイナー・出版・印刷業に携わるための就職準備をしている方は、履歴書に関連する資格を書きたいですよね。
DTPと名のつく資格試験には、「DTP検定」と「DTPエキスパート認証試験」があります。今回は、これらについてまとめておきます。

【DTP検定】

DTP検定は、社団法人日本経営協会がはじめた資格試験です。現在、(株)オラリオが運営を引き継いでいます。
I種・II種・III種という3種類の試験が用意されています。I種はデザイナー・オペレータ・編集者向けのプロフェッショナルDTP。II種は印刷物制作のチーフ格向けのディレクションDTP。さらに、III種は、社内印刷物をMicrosoft Officeなどで制作する方向けのビジネスDTPです。

試験は、筆記試験と課題制作で構成されます。
I種・II種の筆記試験は、QuarkXPress、Illustrator、Photoshopの操作に関する設問が主体で、III種は、Microsoft OfficeでのDTP操作に関する設問が主体です。日頃これらのソフトを使いこなしている方にとっては、一般的な知識が出題されます。課題制作についても日頃制作している方にとっては、一般的なものと言えるでしょう。
この資格試験は、後述するDTPエキスパート認証試験より後発ということもあり、若干、認知度が低いともいえます。各ソフトの操作を習得した後の腕試しにチャレンジするとよいでしょう。
DTP検定公式ガイドブック』(ワークスコーポレーション発行)という参考書籍がとても丁寧に書かれているので、受験する方にはおすすめします。

DTP検定
http://www.dtpkentei.jp/

主催:DTP検定事務局(運営:オラリオ)
試験開催:年2回(2月、8月)
試験会場:全国21ヵ所
資格の継続:2年間
受験料:
I種 12,600円(税込)
II種 7,350円(税込)
III種 5,250円(税込)


【DTPエキスパート認証試験】

DTPエキスパート認証試験は、JAGAT(Japan Association of Graphic Arts Technology:社団法人日本印刷技術協会:ジャガット)が、今から12年前にはじめた資格試験です。
それまでの印刷業界での製版(印刷版を製造する前工程)という仕事は、職人的なアナログ工程でした。これが、コンピュータを利用した仕事へと変わっていく中で、コンピュータ知識・印刷知識・デザイン知識などを有する人材が必要不可欠となってきました。そこで、今後の印刷業界を担う人材を育成するために策定した資格制度が「DTPエキスパート」です。

この試験は、筆記試験と実技試験から構成され、この両方に8割以上正解となることで合格になります。
筆記試験は、印刷技術関連が2時間、コンピュータ関連が2時間、合計4時間にわたる長〜い試験です。ところが、実際に受験してみると、その時間がとっても短く感じるほど足りないのです。
回答はマークシート方式です。2時間に約360個、1分間では3個のマークシートを塗りつぶす計算になりますので、試験問題を読んで、マークシートを塗りつぶす…… という作業のペースを考えると、熟読というより、即答していなければこなせない量なのです。ですから、4時間という時間もとても短い時間と感じられてしまうわけですね。

実技試験は、筆記試験当日に配付されるデータを持ち帰り、「制作物」(デザイン作品)と「制作ガイド」(制作物を第三者が作成するためのガイド)を作成します。そして、筆記試験後、2週間以内に試験事務局へ送付します。
お仕事をしている方にとっては、作品制作に費やせる時間は、2週間という期間のうち、土日や夜間に限られてしまうでしょうから、結構キツイのです。
というわけで、この資格試験、業界内でも難関と言われています。印刷業界での認知度も高く、近年の就職前準備として、取得される方が多く見られるようになりました。最近お会いした印刷会社の人事担当者の話では、近年の就職説明会に来る大学生の約5割程度の方が取得しているとのことでした。

DTPエキスパート認証試験
http://www.jagat.or.jp/expert/

主催:社団法人日本印刷技術協会
試験開催:年2回(3月、8月)
試験会場:全国4ヵ所 および 各指定講座会場
資格の継続:2年間
受験料:20,000円(税込)

【クロスメディアエキスパート認証制度】
http://www.jagat.or.jp/CME/

こちらは「DTP」という名前は付きませんが、クロスメディアエキスパート認証制度がスタートします。
クロスメディアエキスパートは、情報資源を紙、DVD、インターネット、モバイルなど多様なメディア(クロスメディア)へ効率的かつ効果的に展開することができる、デジタルメディア制作のディレクターとして定義付けられています。

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